交通事故はつくば市の法律事務所で相談!慰謝料の基礎知識
- 投稿日:2021年1月22日
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慰謝料が発生するケース
交通事故で慰謝料が発生する代表的なケースとしては、入院をして治療を受けた場合や、治療を受けたけれど完治せず、後遺症が残ってしまった場合などが挙げられます。また、相手が死亡してしまった場合も、慰謝料が発生するケースが多いです。
ケガについては重症であるほど慰謝料が発生する可能性は高くなりますが、軽症だから発生しないというわけではありません。実際に、ケガ自体は軽症でも、加害者の事故時の対応が悪かった場合などは、慰謝料が発生しているケースもあります。
慰謝料が発生しないケース
交通事故でケガをして通院した場合には、価格の違いはありますが、慰謝料がもらえるケースが多いです。しかし、本来かかるべき通院を行わない場合や、途中で通院を止めてしまった場合には、慰謝料が減額されたり、もらえなかったりといった可能性が出てきます。
また、同じ通院でも整形外科ではなく接骨院や整体院などへの通院だと、通院だと認められない場合があるので注意が必要です。通院であると認められなければ、慰謝料が支払われない可能性があります。
慰謝料の請求方法
慰謝料を請求する流れとしては、交通事故が発生したら、まずケガの具合に応じて入院や通院で治療を行います。もし病院の治療で完治せずに後遺症が残ってしまった場合は「後遺症申請」を行い、その後その資料と合わせて示談交渉を行いましょう。後遺症が出ずに完治した場合は、そのまま示談交渉に入る流れとなります。
示談交渉の結果に応じて慰謝料の支払いが決定したら、慰謝料を受け取りましょう。交通事故ではその時にケガがないと思っていても、後からケガが分かることも少なくありません。しかし最初に病院に行っていないと、慰謝料の請求ができない場合もあります。交通事故に遭ったら、ケガがないと思っても、まず病院に行って検査をきちんと受けるようにしましょう。